2011年9月以前の出来事

2011年

9月28日(水)

 高知県測量設計業協会では、「県内の仕事は県内の業者が責任を持って果たす、品質の良い成果品の作成・提出する、優秀な技術者の育成を図る」という方針を立て、昨年度から技術研修会を実施している。

 今年度2回目となる講習会「道路土工-擁壁工指針に基づく計算例演習」を実施した。

詳細はこちら

研修会の終了後に、全員で記念撮影。10年後の皆様の成長が楽しみである。
研修会の終了後に、全員で記念撮影。10年後の皆様の成長が楽しみである。

9月22日(木)

 19時よりラ・ヴィータで「宮城県を元気にする高知応援隊」の全体活動報告会があった。3月11日の地震から半年が過ぎ、6月9日に高知応援隊の結団式を行ってから3ヶ月半が過ぎた。高知応援隊を結団した目的は、「①高知でとれた新鮮な野菜や魚、果物を被災地の皆様に食べてもらい、元気になっていただく。②現地でボランティア活動を行う。③現地での状況を実際に見て聞いて把握し、南海地震対策に役立てる。④高知県民からの支援金や支援物資を宮城県の被災地にお届けする」ということであり、この目的はこれまでの活動で概ね達成できた。

 東日本大震災の復旧・復興は緒についたばかりで、これからも引き続き宮城県を応援するつもりであるが、一つの区切りとしてこれまでの活動報告、会計収支報告が行われた。その中で、6月16日から8月15日までの2ヶ月間、現地に滞在してボランティア活動、八幡太鼓ジュニアベストチームや葦の目星谷幼稚園、授産施設への支援を行ってこられた高野光二郎氏の報告には心を打たれた。

 応援隊のこれまでの活動内容については、高知応援隊のホームページで紹介されている。

懇親会の最後に集合写真
懇親会の最後に集合写真

9月16日(日)

 「第31回馬路おしどりマラソン大会」に出場した。今年の春に製薬会社を定年退職されて山口県光市に帰られた兼清英則・芳子夫妻、松山市に住んでおられる渡部徹・和子夫妻は、昨日高知に来られ馬路村の「うまじ温泉」に宿泊されたということであった。兼清夫妻は、私達と同じく連続の3度目、渡部夫妻は昨年に続いての参加である。

 タイムは、34分37秒(6分55秒/km)であった。ちなみに、昨年度は32分44秒(6分33秒/km)、一昨年は3kmの部で19分38秒(6分33秒/km)である。衆議院議員の中谷元先生が「ファイト、ファイト」と周りのランナーを励ましながら走ってくれたことや、馬路村の人たち全員が沿道に出て温かい声援を送ってくれたことで元気をもらった。これらのお陰で、満足できるタイムで完走することができた。

詳細はこちら

9月16日(土)

 「平成23年度太平洋・瀬戸内海・日本海縦断技術士会in岡山」が、倉敷市児島産業振興センターであった。平成20年に、岡山県技術会、島根県技術士会、香川県技術士会による「瀬戸内・日本海縦断技術士会」ができ、3県の技術士会で交流をしていたが、今年より鳥取県技術士会と高知県技術士会が加わり、名称にも太平洋が加わった。高知県技術士会からは、小澤修幹事、池本正英幹事、横山成郎幹事、それに代表幹事の私の4名が参加させて頂いた。

 予定より早く着いたので、倉敷市瀬戸大橋架橋記念館を見学した。 記念館は、「橋の博物館」「橋の広場」「橋の公園」の3つのゾーンから成り立っているようであるが、生憎リニュアール中で、中に入ることができなかった。

瀬戸大橋架橋記念館と味野公園

倉敷市瀬戸大橋架橋記念館。左から私、横山成郎氏、小澤修氏、池本正英氏。
倉敷市瀬戸大橋架橋記念館。左から私、横山成郎氏、小澤修氏、池本正英氏。

9月15日(木)

 高知高専では今年から三ヶ年かけて、高知県内の橋梁技術者を対象に、橋梁の長寿命化を主題とした、その必要性や意思決定の方法、補修補強の具体的方法、寿命予測・ライフサイクルコストの検討方法等について講義し、高知県における橋梁の維持・管理・補修・補強の技術力向上を図ることを目的とした講習会の開催を企画している。

 明日、第1回目の講習会があり、その講師をしていただく京都大学名誉教授の渡邊英一先生が来高されたので、居酒屋「土佐の一風」で先生を囲み、高知高専の多賀谷先生、岡林先生、高知県橋梁会の吉田副会長、濱田会員と私で食事をする。

 二次会は、漫画家の故はらたいらが愛した郷土料理の店「京や」にご案内させていただく。

写真はこちら

→「京や」はこんな店

55番街の「京や」
55番街の「京や」

9月1日(木)

岐阜大学社会資本アセットマネジメント技術センターの「社会基盤ME養成ユニット」で講義(12:50~16:00)。
受講者は,岐阜県内で勤務する実務経験が3年以上の土木技術者で,選考試験に合格した24名。講義の内容は,①重力式擁壁の設計、②ブロック積み擁壁の設計、③片持ばり式擁壁の土圧計算法、④衝突荷重が作用する場合の考え方、⑤土木技術者の心得。
午後の最も眠くなる時間帯であるにも関わらず、熱心に聴講していただいた。

受講生はこちらをご覧下さい

8月30日(火)

13時より高知会館で高知県橋梁会の研修会を開催した。参加者は61名であった。

6月17日から4泊5日の日程で宮城県に行き、津波被害調査をしてきた高知県橋梁会の8名の会員に、一人15分程度で調査結果を報告してもらった。

その後、仙台に2ヶ月間滞在して現地の状況を調査してこられた高野光二郎氏に「東日本大震災の復旧・復興に向けての政治と行政の役割」と題して講演をしていただいた。

最後に、中村河川国道事務所の岡村環所長に「東日本大震災における国土交通省の取り組みについて」と題して講演をしていただいた。 ⇒写真はこちら

8月29日(月)

愛媛大学交友会館で、「愛媛県地盤工学研究会第1回特別講演会」(14:00~16:30)があった。参加者は、定員を超える43名であった。

愛媛県地盤工学会会長の矢田部龍一先生による開会の挨拶に続いて、媛大学大学院理工学研究科 ネトラ P.バンダリ氏による「GISを用いた地すべり斜面防災研究 ~四国地域とネパールを中心としたハザード解析例~」と題する講演(14:10~15:00) 、(株)第一コンサルタンツ代表取締役社長 右城 猛による「道路土工-切土工・斜面安定工指針の改訂における落石・岩盤崩壊対策のポイント」(15:10~15:50)、日本プロテクト(株)取締役社長 加賀山 肇による「エネルギー吸収性能に優れた落石対策工」(15:50~16:20) の講演があった。

18時から会場を全日空ビアガーデンに移して懇親会があった。

8月28日(日)

娘夫婦に案内されて月島に行く。NHKの朝ドラ「瞳」の舞台になった場所。月島の「西仲通り商店街」は「もんじゃストリート」と呼ばれ、たくさんの「もんじゃ店」が軒を連ねている。どこも昔ながらの食堂といった雰囲気である。祐希のおむつを替えなければいけないので、座敷のある「もんじゃ花の木」に入る。

もんじゃ焼きは、お好み焼きのようなものであるが、生地に水分が多く、焼き方や食べ方が異なる。昔は、東京の下町の駄菓子屋で子供がおやつとして食べていたようである。

私はお好み焼きは大好きであるが、もんじゃ焼きは再び食べたくなるような味ではなかった。

8月27日(土)

江東区の東京現代美術館に行く。 アカデミー賞を2回受賞しているフレデリック・バック展と先鋭的彫刻家・名和晃平シンセシス展が開催されていた。

フレデリック・バック展にはアニメーション「木を植えた男」の映像をはじめ、代表作の原画など1000点の作品が展示されていた。いずれも見る者の心が癒される。

 シンセシスとは合成や統合を意味し、名和晃平の独特な世界観が表現された新作100点が展示されていた。透明の球体によって表面を覆い尽くされた鹿の剥製、見る角度によって内部の表情が変わる立体作品、シリコーンオイルを発光させ、整然と並んだ気泡がポコポコと絶え間なく発生し、じっと見ていると思議な感覚に襲われる作品などを見ることができた。

8月26日(金)

東京の経団連会館を会場にして開催された、日本技術士会創立60周年記念大会・第38回技術士全国大会(東京)の記念式典と交流パーティーに家内と一緒に参加する。

記念式典には、秋篠宮殿下もご臨席賜り、祝辞を戴いた。

交流パーティーでは、オペラ歌手・加藤江美さんによる乾杯の歌、サマータイム、ザ・サウンドミュージック、涙そうそう、地上の星、故郷などが披露された。⇒写真はこちら

8月25日(木)

8月22日から26日までの5日間、高松市牟礼の四国地方整備局研修所で四国地方整備局の職員と地方自治体職員を対象とした道路技術研修が開かれており、「構造物設計」の講師を担当する。私の講義内容は次の通り。

1. コンクリート道路構造物・トラブル事例に学ぶ(9時~11時)

2.道路構造物の設計法(11時10分~12時)

3.構造物設計演習(13時~17時)

 設計演習では、電卓をたたきながら「剛性パイプカルバート」、「重力式擁壁」、「ブロック積み擁壁」の設計計算をしていただいた。

研修4日目で、お疲れであったと思いますが、皆さんとても真剣に私の講義に耳を傾けていただきました。感謝申し上げます。

韓国料理とキムチの店「景福宮」の入り口
韓国料理とキムチの店「景福宮」の入り口

8月21日(日)

久しぶりに家族で外食をする。レストランは、家内のお薦めの韓国料理店「景福宮(きょんぼっくん)。

2005年に土佐山田町に開店していたが、2010年9月からは南国市の現在の場所に移って営業をしている。古い民家をそのまま店舗にしているので、外観ではレストランと分かりづらい。

私と娘は週替わり石焼きビビンバ定食、家内は海鮮チヂミを注文。地元の有機栽培された新鮮な野菜が使われているので、とても美味しい。値段が安いのも魅力的である。

「景福宮」という名前をどこかで見た記憶があると思ったら、2005年にソウルへ旅行したときに観光した宮殿であった。

中締めの前にもう一度校歌を斉唱
中締めの前にもう一度校歌を斉唱

8月13日(土)

高知市内の三翠園の14階レストランで本山中学校昭和41年(1966年)卒の同窓会があった。出席者は41名。A組、B組、C組の3クラス合わせて125名であったので、約1/3が出席したことになる。恩師の上田敦子先生、森本健先生、竹内悦野先生、杉本信子先生はご出席されていたが、3年B組の担任であった高石実先生は体調を崩され、川田袈裟里先生は奥様の介護のためにやむを得ず欠席ということであり、残念であった。

卒業して45年が経つ。全員が還暦を過ぎた。定年退職を迎え、年金を貰いながら第二の職場で働いている者もいる。

開会に先立ち、他界されている14名の同級生に1分間の黙祷を捧げた後、音楽教師であった杉本先生の指揮の下、小松一成君によるエレキギターの伴奏に合わせて校歌を全員で斉唱した。

「桜の花の 咲きにおう 帰全の森は 色さえて・・・」と声を出して歌うと、中学校時代の思い出が走馬燈のように頭の中を駆け巡った。

私達の母校・本山中学校は廃墟となっている。過疎化の影響で吉野中学校と統合し、平成19年4月に全国で初めての同居連携型中高一貫教育校・嶺北中学校となり、嶺北高校の中に移っている。

 

→平成17年の同窓会の写真はこちら

 

■同窓会に出席された皆さんへ

皆さんと久しぶりにお会でき、とても懐かしく、楽しい一時を過ごすことができました。ありがとうございました。

数日前に今回の同窓会の幹事をしてくれた高橋守君から電話を頂きました。「東北の震災の状況を話してもらえないか」というお話でした。

私は、仕事の関係で6月17日から4泊5日の日程で宮城県へ津波被害調査に行っておりましたので、快諾させていただきました。

同窓会の席で私が話を始めた頃には、皆さん既にアルコールが相当回り、青春時代の思い出話に花を咲かせておられました。ほとんどの方は私が何をしゃべったか記憶にないと思います。

同窓会用に準備した資料をダウンロードできるようにしてありますので、ご笑覧いただければ幸いです。

宮城県津波被害調査とボランティア活動
同窓会で発表したスライド
miyagi_slide.pdf
PDFファイル 2.7 MB
東日本大震災による宮城県の被害と調査結果から得られた教訓
右城猛著のレポートで、スライドの解説書です。
miyagi_report.pdf
PDFファイル 631.1 KB
左から大西隆氏、平田幸成氏、藤原敏氏。
左から大西隆氏、平田幸成氏、藤原敏氏。

8月12日(金)

高知県には元気な企業が少なく、雇用の場も少ない。多くの優秀な若者が県外に出て行っており、高齢化と人口減が深刻な問題になっている。

私は、以前から、高知県内の公共事業に伴う調査・測量・設計などの委託業務については、すべてを県内企業でできるようにすべきであると思っている。委託業務に要する費用はほとんどが人件費である。1億円の委託業務費で10名を雇用できる。100億円あれば1000人の雇用が生まれる。費用対効果が極めて高い。このような仕事は、すべて県内の企業に任せるべきであるが、そのためには、県外の大手コンサルタントに負けないだけの技術力を県内企業が持たなければならない。

平成22年度から高知県測量設計業協会の技術委員長という役職が私に与えられ、理事会、総会で承認を得ることができたので、協会員の技術レベルを高めるために種々の取り組みを行っている。

今日、高知商工会館を借りて開催した、高知県測量設計業協会主催の技術講習会「公共工事の品質確保-設計・施工のトラブル回避- 」もその一環である。

講習会の成果を上げるには、何よりも講師の質が重要である。このため、四国地方整備局道路部の大西隆氏、高知県土木部の平田幸成氏、会計検査院第5局の藤原敏氏の3名にお願いした。3名とも超多忙であるにも関わらず講師を快諾していただいた。

大西氏の愛読書は、道路橋示方書や技術専門書と言われているだけあって、彼ほど土木技術に詳しい公務員は少ないと思う。私が専門書を出版する際には、毎度原稿を一読していただき、意見をもらっている。

平田氏は、建設部門と総合技術監理部門の技術士、コンクリート診断士の資格を取っておられる。

藤原氏も建設部門と総合技術監理部門の技術士資格を持っておられる。会計検査院には、約1300名の職員がいるが、最初に技術士を取られたのが藤原氏。その後、2名が合格されているが、会計検査院の中では貴重な存在である。

講習会には、協会の会員や官公庁から約80名の参加者があったが、終了後に「超一流の講師から、素晴らしい話を聞くことができた。とても勉強になった」という感想を多くの参加者から聞くことができた。 →詳細はこちら

8月11日(木)

よさこい祭りの本番最終日。今日も異常に暑い。高知市の気温は34度まで上昇した。

13時、帯屋町演舞場に、「第一コンサルタンツ」と大きな文字が書かれた「本山さくら」チームの地方車が入場してきた。3年連続「地方車奨励賞」を受賞しているだけあって貫禄がある。

地方車には、本山町の藤川工務店の大工が播磨屋橋の図面を基に、二分の一のスケールで復元した模型の太鼓橋が積み込まれている。

毎年、進化を遂げてきた地方車は、今年も地方車奨励賞に輝いた。4年連続は史上初の快挙。

  「本山さくら」が地方車奨励賞受賞(右城猛)

8月10日(水)

「よっちょれよ よっちょれよ 高知の城下へ来てみいや じんじも ばんばも よう踊る よう踊る 鳴子両手によう踊る よう踊る」

よさこい鳴子踊りの曲が流れ、高知市は街中が祭り一色に包まれた。今日は、第58回よさこい祭りの本番初日。

真夏の太陽がギラギラ照りつけてうだるように暑い。

今年も娘が「~go~合」のチームで踊る。娘が最初に、よさこい祭りで踊ったのは、5年前。以来、8月10日と11日の2日間は、カメラを抱えて妻と一緒に追っかけをするのが我が家の行事になっている。

よさこい鳴子踊りの写真

受賞者を代表して謝辞を述べる(建通新聞社提供)
受賞者を代表して謝辞を述べる(建通新聞社提供)

7月28日(木)

13時30分より四国地方整備局高知河川国道事務所で、平成23年度国土交通関係功労者表彰式があり、平成22年度波介川河口導流事業用地調査業務(その1)で、優良業務表彰を受ける。この業務で主任担当を務めた田中聖一氏は優秀建設技術者表彰を受けた。

第一コンサルタンツでは、平成22年度 中村管内歩道測量設計業務委託が優良業務表彰(局長表彰)を、管理技術者の山崎智達課長補佐が優秀建設技術者表彰(局長表彰)を受賞した。土佐国道事務所でも優良業務表彰と優秀建設技術者表彰を受けた。平成22年度は、国土交通省の期待に応えるべく社員が一丸となって本当によく頑張ってくれた。

高知河川国道事務所の野仲典理所長および幹部の皆様と受賞者が一緒に記念撮影
高知河川国道事務所の野仲典理所長および幹部の皆様と受賞者が一緒に記念撮影

7月24日(日)

昨夜は墨田区の娘夫婦のマンションに泊まる。家内は、小平市の両親の所で泊まっている。

窓の外が明るくなったので目を覚ます。昨日とは打って変わって、空は真っ青。東京の日の出は4時42分。高知よりも30分も早い。娘夫婦のマンションから、東京スカイツリーがよく見える。

昼からは娘達と銀座に出る。銀座通りは歩行者天国になっていて、大勢の人で賑わっていた。昼食は、「梅の花」で豆腐と湯葉の会席料理。

90歳の稔と0歳の祐希
90歳の稔と0歳の祐希

7月23日(土)

日本料理の店「吉祥寺 車屋」(吉祥寺第一ホテル3階) で、義父・友岡稔の卒寿(90歳)のお祝いをする。

2年前に新宿の京王プラザホテルで米寿の祝いを家族揃ってしたときに、2年後には義父の卒寿と義母・政子の米寿(88歳)を一緒に祝うことを約束をしていたのである。

生憎この日は義母の体調が悪く、芙美枝さんも看病のため出席できなかったのが残念。

 友岡家は、義父の母・ツル、義父、そして芙美枝さんと3代続いて小学校の校長先生。孫は4人いるが、誰も先生を希望する者はいない。  

友岡稔米寿の祝い

吉祥寺車屋で義父・稔の卒寿の祝い
吉祥寺車屋で義父・稔の卒寿の祝い

7月22日(金)

国土交通行政関係功労者表彰式が土佐国道事務所であり、「平成21年度越知道路実施測量設計業務委託」に対して第一コンサルタンツが優良業務表彰を、管理技術者の濱田拓也課長補佐が優秀建設技術者(業務)表彰を受けた。

三保木悦幸所長や土佐国道事務所の幹部の方と一緒に記念撮影
三保木悦幸所長や土佐国道事務所の幹部の方と一緒に記念撮影

7月21日(木)

 全国法面防災協会の技術研修会が、大阪のリーガホテル堺であった。徳島大学名誉教授の望月秋利先生がこの協会の技術顧問をされており、先生が私を推薦してくれたことで、講演をする機会をいただいた。本当に有り難いことである。

 この協会の設立は十数年前のようであるが、研修会のプログラムを見ただけでも、とても研究熱心な組織であることがわかる。研修会のプログラムは以下の通り。

1日目

13:30~14:30 最近の法面緑化事例とその評価 山田守(日本緑化工学会理事)

14:40~15:30 落石対策における現状の課題  右城猛(第一コンサルタンツ 社長)

15:30~16:10 新しい落石防護工「ロングスパン工法」と「SGダンパー工法」 加賀山肇(日本プロテクト 社長)

16:20~17:20 新工法「スパイダードリリングシステム、マストドリリングシステム、フラットキャップ」谷垣和伸(タニカギ建工 社長)

17:30~19:30 懇親会

2日目

9:00~10:00企業の生き残りをかけて 柳野隆生(柳野国際特許事務所)

10:10~10:50  新工法「アールティーフレーム工法」山本英史(日本緑研 技術本部長)

11:00~12:00 グラウンドアンカー工とその問題点 望月秋利(徳島大学名誉教授)

7月17日(日)

 坂本龍馬、中岡晋太郎、武市半平太の三志士像をJR高知駅南口に見に行く。発泡スチロール製で像の高さは5.3mと大きい。除幕式は先週の土曜日にあったが、その日は入院して手術の最中。

 三志士像に対する意見はいろいろあるようであるが、私としては、この三志士のように日本の将来を考え、大きな志を持った青年が高知から誕生することを期待している。

 三志士像の西側では、「宮城県を元気にする高知応援隊」のメンバーが、先週に引き続き16日からの三連休も三陸海産再生プロジェクトを支援する募金活動を行っていた。当社の原田君は、今日も応援隊のTシャツを着て、募金活動に精を出している。私も少しは役に立ちたいと、募金の協力のために立ち寄る。

高野光二郎氏は、6月16日からずっと宮城県でボランティア活動を続けている。当社の鍛冶君は、ボランティア活動をするために、金曜日の夜行バスで仙台に向かった。

宮地貴嗣隊長を筆頭に、高知応援隊の皆様のボランティア精神には本当に頭が下がる。

 

午後から、娘達と道後温泉の「ホテル葛城」へ保養に行く。朋男君が勤務するエーザイが「福利厚生倶楽部」の会員なので、格安で予約できたということであった。

退院後、背中と腰の一面に湿疹ができていたので、温泉は無理だと思っていたが、一昨日、猿田皮膚科での注射と薬が効いてかゆみが和らいでいたので、少しだけ温泉に浸かる。その後、水風呂で体を冷やす。

温泉での最大の楽しみは、入浴後のビールであるが、烏龍茶で我慢をする。退院後、胃がけいれんをしているのか、「ヒック、ヒック」と「しゃっくり」が止まらない症状が続いているのである。膀胱結石の手術は、私の体には予想以上に負担が大きかった。

7月9日(土)

膀胱結石を摘出するため、高知市内の高須病院に入院して手術を受ける。

昨年の8月に激痛に見舞われ、高須病院で診察を受けたところ、尿管結石とい診断であった。薬を数日飲むと、痛みが嘘のように消えた。石は膀胱へ落ちたのである。次は尿道を通って外に出るはずであったが、一向に出てくる様子がない。薬で溶けてしまったと勝手に解釈をしていた。

5mm程度であった石は膀胱の中で成長し、15mmになっていた。ラムネの瓶のような状態になっており、自然排出は不可能という診断であった。尿道から内視鏡を入れて、レーザー光線で粉砕する手術を受けた。内視鏡が入るように尿道を削って大きくしたため、出血がしばらく止まらなかった。退院は12日。

7月7日(木)

高知市内を西から東に流れる鏡川に、「もみじ橋」という橋が架かっている。路面に変状があるというので、調査に行った。

そのときに見かけたのが、橋の上から川に飛び込んで遊んでいる少年達。この付近は、坂本龍馬も子供の頃に水泳遊びをした場所。 橋から水面までは相当の高さがある。今でも元気な子供がいることを知り、頼もしく思った。

 

7月4日(月)

最近寝返りをするようになり、良く笑うようになった。笑うと更に可愛くなる。

朝の5時頃に起床すると、布団で寝返りをして、意味不明の言葉を延々としゃべっている。早朝はとても機嫌が良い。私に似て朝型人間のようである。

腕と足は異常に太い。まるで金太郎のようである。この体型は、父親の朋男君譲りのようである。

7月3日(日)

祐希が生まれて110日目。得月楼で一汁三菜の「祝い膳」を用意して貰い、祐希の「お食い初め」をする。平安時代からの伝統で、「真魚(まな)始め」「食べ始め」「箸揃え」「百日(ももか)祝い」「歯がため」などとも呼ばれるようである。

食器は、5月4日に潮江天満宮へ初節句のお宮参りをした際にもらったもの。

 

四国銀行の大倉啓司支店長と第一コンサルタンツ技術顧問の望月雄二氏
四国銀行の大倉啓司支店長と第一コンサルタンツ技術顧問の望月雄二氏

7月2日(土)

平成23年度の第一コンサルタンツの経営方針発表会を高知商工会館の会場を借りて行う。私が社長に就任した翌年の平成20年度から実施しており、今年が4回目。

私か経営方針を発表した後で、その方針を実現するための具体的取り組みを各部署の代表、各委員会の委員長に発表していただいた。

6月に私を含めて14名が宮城県へ災害調査とボランティアに行っていたのでその報告もしてもらった。

最後に、四国銀行高須支店の大倉啓司支店長に「必要なこと、必要とされること」と題して、今年の2月から当社の技術顧問になっていただいている望月雄二氏には、「映画・プリンセス トヨトミに出てくる会計検査院とは?」と題して講演をしていただいた。

第一コンサルタンツが発展して社員が幸福になるうえで、有意義な発表会になった。

高知商工会館の会場を借りて経営方針発表会
高知商工会館の会場を借りて経営方針発表会
高知城追手門の前で株式会社第一コンサルタンツの社員と記念撮影
高知城追手門の前で株式会社第一コンサルタンツの社員と記念撮影
JR仙台駅の西口前の地下道に貼られていたポスター
JR仙台駅の西口前の地下道に貼られていたポスター

6月21日(火)

今日は高知に帰る日。宿泊していた仙台市国分町にある「スマイルホテル仙台国分町」から徒歩でJR仙台駅に行く。仙台駅西口前の地下広場には、「みちのくYOSAKOIまつり」のポスターが何枚も貼られていた。仙台でも鳴子踊りが盛んなのだと思うと、親近感がらに増て、頑張れ東北、頑張れ宮城と心の中で叫んでいた。

 

⇒「東日本大震災による宮城県の被害と調査結果から得られた教訓」(右城猛)

宮城県議員会館で畠山議長と記念撮影
宮城県議員会館で畠山議長と記念撮影

6月20日(月)

午前中は名取市の閖上、仙台市を調査。午後は亘理町、仙台空港を調査する。

昼休みの時間帯を利用して宮城県庁を表敬訪問した。宮城県議会の最終日で多忙だったと思われるが、安部議員に案内していただき、若生正博副知事、畠山和純県議会議長にお会いし、今回の私達の活動内容を説明させていただくと共に、宮城県に対して、私達のできることがあれば協力させていただきたい、旨をお伝えした。

名取市役所の桜井様と引地様と一緒に記念撮影
名取市役所の桜井様と引地様と一緒に記念撮影
廣末清久氏と安田勝幸氏が石巻漁港で説明してくれた
廣末清久氏と安田勝幸氏が石巻漁港で説明してくれた

6月19日(日)

北上川,石巻の市街地、石巻漁港,女川町の被災地を調査する。

石巻漁港では,高知県から宮城県に出向しておられる高知県土木部の廣末清久氏と安田勝幸氏に案内をしていただいた。

女川町では、須田善明県議会議員に案内していただいた。議員のお宅も津波に遭って大変な状況にある。それにも関わらず、私たちの視察に貴重な時間を割いていただいた。 

6月18日(土)

南三陸町の志津川高校と気仙沼高校の2箇所の避難所に分かれてボランティアを行う。私達は志津川高校で、赤牛カレー、野菜スープ、鶏の唐揚げ、ナスの唐揚げ300食分の炊き出しをする。高知で調理し、冷凍にして4トン車で運搬してきたもの。カレーとスープはガスコンロに掛けて温めるだけ。量が多いので思いの外、時間を要した。

避難所生活をされている方や、ボランティアで来られている方に振る舞った。用意している品数が多いのには皆さんとても驚いておられた。特に、新鮮な高知特産のフルーツトマトは大好評であった。 

午後は、避難所になっている体育館で、スポーツMAXの鈴木秀司社長による体育教室。テニスボールを使っての身体のマッサージ、じゃんけんゲームなどお年寄りでも簡単に楽しくできるゲーム。

体育教室の後は、本場高知の正調よさこい鳴子踊り。避難所にいる全員に、鳴子をプレゼントし一緒に踊っていただいた。狭い避難所生活では運動不足になりがち。筋肉がほぐされて血の循環が良くなり、脳が活性化されて気分爽快になったことと思う。避難所の皆さんの喜ぶ顔を見て、本当にここにきて良かったと思った。

高知新聞記事

南三陸町志津川高校の避難所の皆さんと一緒に記念撮影
南三陸町志津川高校の避難所の皆さんと一緒に記念撮影
第一コンサルタンツの社員7名と私
第一コンサルタンツの社員7名と私

6月17日(金)

「宮城県を元気にする高知応援隊」の隊員として、高知龍馬空港を7時35分発のANAで発つ。昨日から出発している高野光二郎事務局長や第一コンサルタンツの先発隊6名とはJR仙台駅で合流し、貸し切りバスに乗って多賀城市、仙台港、七ヶ浜、塩竃市の被災状況を視察する。

夜は、松島町の野外活動センターで、麺(メン)ズクラブによる手打ちそば、安部県会議員の後援会婦人部によるちらし寿司などのご馳走をいただく。

高知新聞記事 

6月12日(日)

四国建設コンサルタントに勤務していたときから、35年にわたって親しくお付き合いいただいている植田勇二さんに高知へ来てもらった。牧野植物園は小学校の遠足以来であるということであったので、案内させていただいた。

晴天であれば五台山の展望台から高知市街の眺望は抜群であるが、この日はあいにく小雨日和で霧がかかっていた。残念。

 

6月10日(金)

 公益社団法人地盤工学会の総会で,地盤工学会四国支部地盤災害研究委員会落石対策研究会(代表 矢田部龍一)が出版した「落石対策Q&A」に対して「H22年度事業企画賞」が授与された。代表者の矢田部教授の代理で、須賀氏が表彰状と副賞を受けられた。
H22年度事業企画賞(第13回)
・受賞業績名:落石の機構解明と対策工の開発:「落石対策Q&A」の刊行
・受賞者名:四国支部 地盤工学会四国支部落石対策研究会
・代表者:矢田部龍一 (以下)筒井秀樹、右城猛、吉田博、須賀幸一、吉村和司、加賀山筆、西岡南海男、松山哲也、能美一美、高森秀次、田中登志夫

地盤工学会の定例総会で,日下部会長から表彰状を受け取る須賀氏
地盤工学会の定例総会で,日下部会長から表彰状を受け取る須賀氏

6月9日(木)

「宮城県を元気にする高知応援隊」(隊長・宮地貴嗣)の説明会と団結式が、18時30分よりオリエントホテル高知であった。

高知応援隊の目的は、

①高知でとれた新鮮な野菜、果物を被災地の皆様に食べてもらい、元気になっていただく。

②被災地でボランティア活動を行う。

③被災地の状況を実際に見て聞いて把握し、南海・東南海地震対策に役立てる。

④5月9日のフォーラムに参加された高知県民からの寄せられた現金や物資を被災地にお届けする。

宮城県に赴くのは56名。6月17日に高知を出発する。

高知県測量設計業協会、高知県技術士会、高知県橋梁会から参加する16名の土木技術者も、17日と18日は高知応援隊の一員として、南三陸町の志津川中学校と気仙沼高校の2箇所で赤牛カレー、野菜スープの炊き出し、よさこい鳴子踊りなどを行う。19日と20日は16名で女川、石巻、高城町、塩釜港、亘理町、山元町などで被災状況を視察する予定である。

高知応援隊のホームページ

宮城県を元気にする高知応援隊(建通新聞社提供)
宮城県を元気にする高知応援隊(建通新聞社提供)
6月10日の読売新聞記事
yomiuri_110610.pdf
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6月5日(日)

娘の和恵が孫の祐希を連れて我が家に帰ってきている。婿の朋男君は,東京から毎日スカイプで和恵や祐希と顔を見ながら会話をしているが,2週間に一度は高知に来ている。和恵の誕生日は5月、朋男君の誕生日はまだ10日ほど先であったが、家族全員が揃うのが今日以外になかった。二人の誕生日を祝うために「おらんく家本店」で食事をする。

 

6月4日(土)

社員の刈谷秋人君の結婚披露宴に案内状を頂いていたので出席した。私が座っている席に,藤田幸司さんと名乗る青年が来られ,「育誌の息子です。生前,父が,右城さんに大変世話になっていると申していました」と挨拶をされた。新郎と高知工業高校の同級生で,現在は仁淀川町の職員として勤務されているということであった。

2007年に癌で他界した藤田育司君と私は高知工業高校の同級生で,彼は高知県土木部に勤務しており,世話になったのはむしろ私の方であった。後で社員から,藤田幸司さんには仕事で当社が随分とお世話になっていると聞かされた。何と有り難いことか。とても嬉しかった。

6月1日(水)

高知県技術士会では定例総会に合わせて毎年講演会を開催している。昨年4月に日本技術士会四国支部が誕生したので,今年は四国支部と合同の講演会を高知会館で開催することにし,近森病院看護部長の久保田聡美先生には「こころの風邪の予防とケア」と題して,高知大学准教授の原忠先生には「東北地方太平洋沖地震による宮城・岩手周辺の津波被害と都市部の液状化被害」と題して講演をしていただいた。

久保田先生は,都市開発コンサルタントの久保田明社長の奥様。「実践ストレスマネジメント」(医学書院),「禁煙学」(日本禁煙学会,共著)などの著書を執筆されており,メンタルヘルス対策や禁煙指導で全国的に活躍されている。

原先生は,地盤工学,耐震工学,土質動力学を専門とされているおり,地盤液状化や斜面崩壊に関する研究論文を沢山執筆されている。今回の地震を東京で経験され,その直後に東京湾臨海部の液状化,宮城県と岩手県の津波被害を調査されている。

お二人ともパワフルでバイタリティーに溢れている。研究をする上で,最も脂がのった時期であるように感じる。

写真はこちら

5月26日(木)

岐阜大学社会資本アセットマネジメント技術センターの「社会基盤ME養成ユニット」で講義(12:50~16:00)。
受講者は,岐阜県内で勤務する実務経験が3年以上の土木技術者で,選考試験に合格した19名。勤務先は、地方公務員5名、測量・設計会社5名、施工会社9名。
講義の内容は,①擁壁の設計法,②土圧理論 ,③盛土のせん断強度定数,④水による擁壁被害,⑤地震による擁壁被害,⑥衝突荷重による擁壁の安定性⑦土木技術者の心得。
 午後の最も眠くなる時間帯であるにも関わらず、質問も交え熱心に聴講していただいた。

八嶋先生、沢田先生を中心に、岐阜大学社会基盤工学科に寄付講座をされているOYO、前田工繊の方、社会資本アセットマネジメント技術研究センターの先生たちとイタリア料理のレストランBucoLupoでワインを飲みながら岐阜の夜を楽しむ。
八嶋先生、沢田先生を中心に、岐阜大学社会基盤工学科に寄付講座をされているOYO、前田工繊の方、社会資本アセットマネジメント技術研究センターの先生たちとイタリア料理のレストランBucoLupoでワインを飲みながら岐阜の夜を楽しむ。

5月22日(日)

小豆島オリーブマラソン全国大会の10kmに家内と参加した。この大会は毎年、5月の第4日曜日に開催されている。昨年はマラソン前日が、今年は当日が私の誕生日。

第34回目となる今年の参加者数は4757人。開会式の途中から雨が降りだしたが、スタートしてからは天気に恵まれた。昨年もスタート直前まで大雨であった。

このマラソンは、島内で計68人の犠牲者を出した1974、76年の豪雨災害からの復興を掲げて、1978年に第1回が開催されている。雨に縁がある大会かも知れない。

私のタイムは1時間7分51秒。1550人中955位。昨年12月の安芸タートルマラソンのタイムが1時間10分33秒であったので、2分42秒縮まった。2009年11月の坊ちゃん一緒にらんランRUNは、1時間15分04秒。毎年確実に記録が伸びている。

家内のタイムは1時間8分6秒。安芸タートルの1時間6分36秒を切ることは出来なかった。

出場者の最高齢は高知の青木壮太郎氏で89歳。80歳以上が13名いる。そのうちの5名は10kmランナー。驚きである。⇒写真はこちら

5月17日(火)

社団法人全国測量設計業協会連合会四国地区協議会(会長・藤田定吉)の第34回定時総会と第23回「測量の日」記念講演会が、高松市のリーがホテルゼネスト高松であり、高知県測量設計業協会の役員として橋口会長らと一緒に出席した。

記念講演会の演題は「大相撲うら話あれこれ」で、講師は讃岐相撲甚句会会長の竹川いつ子氏であった。日本相撲甚句会があり、甚句指導者資格という資格があること、相撲甚句全国大会があることを初めて知った。

竹川氏は全国で初めての女性甚句指導者。昨年の相撲甚句全国大会では讃岐甚句会が技能賞を受賞している。二人のお弟子さんを伴って登壇され、香川県をテーマにした甚句や大相撲の千秋楽に歌われる相撲甚句を披露していただき、「ああ、どすこい、どすこい」と合いの手を入れながら楽しく聞くことができた。

谷川氏の本業は、繁華街のライオン通りにある老舗讃岐うどん店「川福本店」の二代目社長。高松の人は酒を飲むと、最後の締めとしてよくこの店でうどんを食べる。

総会出席者へのお土産は、川福食品の半生うどんであった。

藤澤伸光支部長から表彰状を授与される
藤澤伸光支部長から表彰状を授与される

5月13日(金)

公益社団法人土木学会四国支部の平成23年度総会が、高松市のホテルパールガーデンであった。高知県橋梁会では毎年3回の研修会、現場見学会、高校生橋梁模型コンテストへの協力などを行っており、それらの活動が評価され地域貢献賞を戴いた。

高知県橋梁会から私と岡林弘憲理事が出席。表彰状は会長の私が高知県橋梁会を代表して受け取った。

高知県橋梁会

 

5月9日(月)

16時30分よりホテル日航高知旭ロイヤルで「東日本大震災支援フォーラム」が開催された。主催は、「東日本大震災支援フォーラム実行委員会」。高知の若手経営者が組織したもの。会長は宮地電機宮地貴嗣社長、統轄責任者は南国運送の磯木保広社長。

フォーラムの第一部「東日本大震災のリアルな現状を聞く」では、宮城県議会の畠山和純議長と安部孝議員をお招きし、フォーラムの発起人で元高知県会議員である高野光二郎氏と共に、被災地の状況の紹介があった。

第2部「私たちは学び、そして南海大地震へ備える」では、NPO我が家を見直す会の西田政男代表をコーディネーターにして、中谷元衆議院議員、武内則男参議院議員、尾崎直道高知県知事、それに宮城県議会議員のお二人によって、パネルディスカッションが行われた。フロアーから、ミタニ建設工業社長でフォーラム実行委員会の委員でもある三谷剛平社長から、建設企業のBCPへの取り組み事例報告があった。

会場は、用意した550席が埋め尽くされる大盛況であった。

写真

庭園の池に浮かぶ花皿鉢
庭園の池に浮かぶ花皿鉢

5月5日(木)子供の日

 

牧野植物園では、今年の3月5日から7月3日の間、「五台山花絵巻弐の巻」を開催している。
平成22年4月24日に温室がリニュアールオープンしたが、それもまだ見ていなかったので、祭日を利用して鑑賞してきた。

予想以上に見応えあるものになっていた。標識の説明文は、植物が苦手な者にでも興味をそそるように書かれており、学芸員の方の思いが伝わってきた。

写真、紀行文

5月4日(水)みどりの日

 

イオンモール高知のスタジオアリスで、祐希の初節句の記念写真を撮る。係の者が必死であやすが、生後44日の祐希には全く通用しない。正面を向かせて泣いていない顔を撮るのが精一杯であった。

その後、高知市天神町にある潮江天満宮でお宮参りをする。病気や災いが無く元気にすくすく祐希が育つように祈願をする。

 

5月3日(火)憲法記念日

 四万十川とその支流には60橋余りの沈下橋が現存している。

 松葉川温泉の約4km下流には、一斗俵沈下橋と清水大橋の2つの沈下橋が架かっている。松葉川温泉からの帰りに見学した。一斗俵沈下橋は四万十川に現存する沈下橋の中では最も古く、国の登録有形文化財に指定されている。 ⇒写真、紀行文

5月2日(月)

 四万十町日野地にある松葉川温泉に家族で一泊してきた。松葉川温泉は評判通りであり、料理、温泉共に満足できた。露天風呂からは、日野地川の渓谷に咲く藤の花、新緑の眺めが素晴らしかった。宿泊料金が安いのも魅力的である。
 ここに来れば、四季折々の料理と風景を満喫できるに違いないと思えた。年に一度は、ゆっくり訪れたい場所である。 ⇒写真、紀行文

5月1日(日)

 三翠園へ家族と私の弟夫婦、叔母親子に集まっていただき、初孫の祐希の初節句の祝いをする

三翠園6階の筆山の間
三翠園6階の筆山の間
俳句集と元気なときの母・和三子
俳句集と元気なときの母・和三子

4月29日(金)昭和の日

早明浦病院に入院している母の見舞いを兼ねて、伯父の川井雅彦が編集した「乙黒見俳句会200回記念句集・暮石(くれいし)の里」(B5版、62頁)を貰いに行く。

平成4年、93歳になった俳人・右城暮石(うしろぼせき)が、生誕地の本山町古田暮石(くれいし)に帰郷した。これを契機に、地元の人々が毎月1回暮石宅に集まり、句会が催されるようになった。古田部落の氏神様が「乙黒見神社」であることから、暮石により「乙黒見俳句会」と命名された。

平成7年に暮石が他界した後は、暮石の弟子で運河を主宰している茨木和生氏が引き継いで乙黒見俳句会の指導を行っている。

句集には、私の母が元気だった64歳~66歳のときに詠んだ16句も掲載されている。いかにも陽気で働き者の母の作と思わせる5句を紹介する。

  秋雨日に芋掘り寒く焚火する

  炎天下わらを束ねて汗流す

  さらし柿ほどよく出来て仏壇へ

  七草のぞうすいすする老夫婦

  雪眺め友とはしゃぎ楮はぐ

 

土佐市清水市の万次郎少年像
土佐市清水市の万次郎少年像

4月28日(木)

国道321号を土佐清水市から大月町に向かう途中でジョン万次郎の像を見つけた。濱田浩造(1940-2001)が製作した「万次郎少年像」である。4月24日の高知新聞に「執念の銅像作家に光を」という見出しで、「いつも締め切りを過ぎて、『作り直したい、作り直したい』と言っていた。除幕式がなかったら永久に完成しなかっただろう」という浩造のエピソードを交えた記事と、躍動感溢れたこの像の写真が掲載されており、万次郎少年像を直に見たいと思っていた。

「万次郎青年像」 があるのは、「あしずり港」の西端の「道の駅あしずり」の中。ここには、ジョン万次郎資料館もある。

 

「万次郎青年像」がある「海の駅あしずり」から西に走ると、観光名所竜串がある。さらに西に走り、大月町小才角にくると一夜干しの「するめ」を売っていた。七輪で焼いたするめを試食させてくれた。3枚または4枚入りで1000円。酒の肴に買って帰る。

総会後の交流会で,技術開発賞を受賞した喜びを語るランデックス工業の中山憲士氏(写真右側)と四国総合研究所の岩原廣彦氏
総会後の交流会で,技術開発賞を受賞した喜びを語るランデックス工業の中山憲士氏(写真右側)と四国総合研究所の岩原廣彦氏

4月26日(火)

公益社団法人地盤工学会四国支部総会が高松テレサであった。

議案の審議に入る前に,四国支部賞(技術賞,技術開発賞,研究論文賞)の発表があり,矢田部龍一支部長から受賞者に表彰状が贈られた。

平成23年度支部長には四国電力の別枝修氏,副支部長には四国地整企画部長の石橋良啓氏,香川大学の長谷川修一教授,大成建設の金井隆夫氏が選出された。

高知県の地域幹事として第一コンサルタンツの奥村昌史君と地研の中根久幸君が新たに加わった。これからは,若い彼らが原動力になって高知県の地盤工学研究会を引っ張ってもらいたいものである。

展望台の上で龍馬と並んで記念撮影
展望台の上で龍馬と並んで記念撮影

4月24日(日)

桂浜の坂本龍馬の横に高さ13mの展望台が設置され、龍馬目線で太平洋を眺望を楽しむことができる「龍馬に大接近」が23日スタートした。

1993年から高知市観光協会が、龍馬の命日である11月15日に合わせて毎秋、展望台を設置しているが、昨年からは春の観光シーズンにも設置されるようになった。

桂浜にはときどき行くが、展望台に上り、龍馬目線で太平洋を眺めたのは初めて。いつもなら、世界に羽ばたくことを夢見るのであるが、あの沖合から津波がいつやってくるのだろうか、高知市を守るにはどうするべきだろうか、などと考えていた。 ⇒写真はこちら

平成21年12月に発刊した「落石対策Q&A」
平成21年12月に発刊した「落石対策Q&A」

4月20日(水)

愛媛大学副学長の矢田部龍一先生より、地盤工学会四国支部落石対策研究会(会長 矢田部龍一)が、平成19年7月から取り組んできた「落石の運動機構解明と対策工の開発」、その研究成果を取りまとめた「落石対策Q&Aの刊行」に対して、公益社団法人地盤工学会(会長 日下部治)より「事業企画賞」を授与することが3月18日の理事会で決定した、という嬉しいメールをもらった。

この本は、1章落石調査と危険度判定、2章落石の運動しエネルギー、3章落石対策工の選定、4章ポケット式落石防護ネット、5章落石防護柵、6章落石防護擁壁、資料編、から構成されている。A5版211頁、定価3,000円(税込み)である。→購入はこちら

過去の事業企画賞受賞者

4月19日(火)

高知会館で高知県橋梁会の研修会。高知県橋梁会が設立されたのは昭和52年4月。初代会長は、高知工業高校を退職され第一測量設計コンサルタントの社長をされていた石川貴泉先生。昭和57年からは村山保先生、平成9年からは玉井佐一先生、そして平成19年12月から私が4代目になる会長を務めている。

以前は、毎年、5回の研修会を行っていたが、近年は3回の研修会と1回の現場見学会を開催している。参加者は、50~60名が多いが、今回は88名と盛況であった。

4月17日(日)

もうすぐ祐希の初節句を迎える。娘が里帰りしているわが家へ、嫁ぎ先の両親から兜と鯉のぼりが送られてきた。

無事に元気にたくましく成長して欲しいという願いを込めて、早速、床の間へ飾らせてもらった。

 

高知城の二ノ丸の桜と天守閣
高知城の二ノ丸の桜と天守閣

4月10日(日)

高知城、城西公園、ひろめ市場を散策する。今年は桜の開花が例年より遅かったが、さすがに今日は青葉が目立ち、風が吹くと桜吹雪になって散っていた。1週間前が見頃であったのだろう。

高知城もひろめ市場も人出が少ない。大阪ナンバーの観光バス1台を見かけただけであった。東日本大震災の影響だろう。景気の低迷が心配である。

ドラッカー学会四国支部長の畑中和義教授
ドラッカー学会四国支部長の畑中和義教授

4月9日(土)

香川県技術士会には、本條忠應が中心になって技術の研鑽と人脈つくりの活動を続けている「プラスワン」という組織がある。設立15周年を記念して、香川大学教授で、ドラッカー学会四国支部長の畑中和義氏による「顧客の創造・ドラッカーから学ぶ」と題する記念講演をサンポートホール高松で開催するという案内状を頂いた。

プラスワンの15年間の活動記録を拝見すると、毎年5~6回の勉強会を開催している。私も「技術士受験セミナー小・技術士への誘い」というテーマで、1999年3月と2000年3月に講演をさせていただいている。もう10年以上経っている。歳月人を待たず、光陰矢の如しである。

ドラッカーのマネージメントを会社の品質マニュアルに取り入れたいと考えており、ドラッカーの思想を社員と共有できるよい機会であったので、社員6名と共に参加させていただいた。

1時間という短い中で、ドラッカーの理論の本質を大変分かり易く説明していただいた。経営に活用し、第一コンサルタンツの顧客の創造に繋げたいと考えている。→詳細

4月1日(金)

15時よりサンピアセリーズで記念写真を撮った後、第一コンサルタンツの入社式を行う。

詳細はこちら

生後12日目の祐希 (3月30日)
生後12日目の祐希 (3月30日)

3月29日(火)

初孫の祐希が娘と一緒に東京からやってきた。生後10日余りの赤ん坊に約6時間の長旅はきついはずであるが、思った以上に元気なので安堵した。私と対面するのは初めて。一体この人はだれだろうかというような顔をしていた。現在の視力は0.1だそうである。私の裸眼よりははるかによく見えている。

高知なら水道水を飲んでも心配ない。太陽の光を思い切り浴びて元気に育ってもらいたい。

3月18日(金)

午前4時3分、東京に行っている家内から和恵に子供が産まれたという連絡が入った。私にとって初孫になる。体重3475g、身長49.7cmの元気な男の子で、顔は娘が産まれたときにそっくり。厚生労働省のウエブサイトで調べてみると、平成21年度の赤ちゃんの出生時平均体重は3.04kg、平均身長は49.1cmであるので標準より若干大きめ。

出産の予定日が15日であったので、家内は11日から東京に行っていた。その日にマグニチュード9の東北地方太平洋沖地震が起き、東北地方は想像を絶する規模の大津波に飲み込まれた。福島第一原子力発電所の事故、頻発する余震、計画停電といやなことが次々に起きている。

そのような中で誕生したこの孫には、この先どんな運命が待っているのだろうか。どんな困難が起きようとも、それをばねにして大きく成長することを願っている。

会館内の中央にある高さ8mのピラミット状のひな壇に飾られた人形
会館内の中央にある高さ8mのピラミット状のひな壇に飾られた人形

2月26日(土)

徳島県勝浦町生名の「第23回ビッグひな祭り」と勝浦町坂本の「第10回おひな様の奥座敷」を見物してきた。イベントが開催されている2月から3月の1ヶ月間に、全国から4~5万人の見物客が訪れるというだけのことはある。

ビッグひな祭りの行われている人形文化交流会館には、500段のひな壇に、全国から贈られてきた3万体の人形が飾られている。

坂本地区では、沿道の民家にひな人形を飾った「ひな街道」、森本家の奥座敷と中庭に並べられたひな人形は素晴らしい。本当に心が和む。

ビッグひな祭り
hinamaturi.pdf
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左端が村上良邦氏,右端が私(2007年10月)
左端が村上良邦氏,右端が私(2007年10月)

2月24日(木) 

親しくお付き合いさせていただいている村上芳邦氏が1級土木施工管理技士の試験に見事合格された。合格するまでの3年間の体験談を送ってくれた。

写真は2007年10月に村上邸に招かれたときのものである。1週間前からタレに漬けて味を染みこませた牛肉の炭火焼き,庭の釜戸で焼いた手作りのピザなど心温まる料理でおもてなしを受けた。村上家の家族愛と絆の深さをとても感じたが,体験談からも家族が力を合わせて前向きに頑張っている様子が手に取るようにわかる。

土木施工管理技士や技術士などの資格試験に挑戦している者にとって,村上さんの体験談はとても参考になる。失敗してくじけそうになっている人には,元気を与えてくれることと思う。村上さんの承諾を得て,ここに掲載させていただくことにした。

一級土木施工管理技士試験体験談
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2月19日(土)

高知工業高校で校長をされている平田健一君が昨年の12月1日、文部科学大臣から教育者表彰を授賞された。受賞できるのは、各県で毎年一人だけという大変名誉ある賞である。

三翠園に関係者名282名が集まり、「平田健一先生の文部科学大臣教育者表彰受賞を祝う会が盛大に行われた。平田君とは高知工業高校土木科の同級生で、卒業以来現在も懇意にさせていただいている関係で、招待を頂いた。

高知工業高校後援会の宮地彌典会長が発起人代表挨拶の中で、「今年の5月に高知工業高校は創立100周年を迎える。平田先生は3月で定年を迎えることになるが、100周年の記念式典を行うのは平田校長以外には考えられない」と言われた。定年を延期するということは前例がなく、不可能とは思うが、それだけ教職員や関係者に慕われているという意味である。

このような素晴らしい友人をもてたことは私の誇りでもある。 

2月6日(日)

室戸岬の観光開きと合わせて開催された「菜の花ウォーク」の10kmコースに兼清夫妻と一緒に参加した。以前は,「室戸岬・乱礁とへんろみちウォーク」と呼ばれており,第2回(2008年)と第3回(2009年)に参加している。コースは同じである。年々,参加者が減っている。

今年の参加者は,7kmコースが26名,10kmコースが46名であった。室戸土木事務所の川内所長ご夫妻も参加されていた。

今回は,室戸岬灯台の中と最御崎寺の宝物殿を見学することができた。ラッキーであった。

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1月31日(月)

高知県のアンテナショップ「まるごと高知」が,昨年の8月に東京の銀座1丁目にオープンしているが一度も行ってなかった。場はJR有楽町駅を出て直ぐの所。銀座1丁目の「ホテル モントレ ラ・スールギンザ」に行く途中であったので立ち寄って中を覗いた。

「まるごと高知」の名前の通り,高知の野菜や果物,海産物,菓子,加工食品が陳列されていた。地下に降りると,高知の地酒が陳列されていた。こんなに種類が多いのかと驚かされた。中には1.45リットルが12万円もする高級日本酒もあった。2階はレストランになっている。

「まるごと高知」の隣は,沖縄のアンテナショップがあり,高知よりも陳列している品数が多く,人気があるらしく買い物客も多かった。

 

落石対策のメッカ安和海岸
落石対策のメッカ安和海岸

1月10日(月)成人の日

愛媛大学にネパールから来ている留学生7名、インドネシアからの客員研究員1名、それに地盤防災研究室のスタッフ(矢田部教授、ネトラ助教、中島さん)と一緒に安和海岸を見学。ここは、平成21年度地盤工学会四国支部技術研究発表会のときに見学会を行ったコース。ありとあらゆる種類の落石防護施設を一同に見学することができる。

安和海岸からの土佐湾の眺めは絶景。この後、中土佐町の黒潮本陣に宿泊し、新年会を楽しんだ。

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奥社の巌魂神社
奥社の巌魂神社

1月8日(土)

 「讃岐のこんぴらさん」に初詣。私が「こんぴらさん」に初詣を始めたのは平成18年,54歳のときからである。理由は厄払いにあった。平成17年は私にとって最悪の年であった。1月12日に父が心筋梗塞で突然他界し,その直後の1月26日には私が糖尿病で入院した。4月には,ある雑誌に書いた私の記事に対して読者からクレームが入った。7月には大学に行っていた娘が交通事故を起こすなど,災いが次から次へと襲ってきた。見放された運をなんとか引き戻したいと思ったのである。

 初詣を行った年から不運と思われることは起きなくなった。むしろ運に恵まれるようになった。私は平成19年に第一コンサルタンツの社長に就任したが、就任した年から不思議なことに業績が回復してきた。「こんぴらさん」の御利益と思っている。
 平成20年からは、こんぴらさんの参道の入り口で「讃岐うどん」を食べ、奥の院の巌魂神社まで上り、参拝をしながら本宮に降りてきて、絵馬に願いを書いて奉納している。

 本宮まで登るには、785段の石段を登らなければならない。奥の院と呼ばれている巌魂(いづたま)神社までにはさらに583段ある。巌魂神社の海抜は421m。本宮より170mも高く,登るのは結構きつい。

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仮設用防護柵基礎
仮設用防護柵基礎

1月5日(水)

 香川県の県道13号を車で走行中に、高松市西植田町で仮設用の防護柵が破損している現場を目撃した。一辺が40cmの立方体をしたコンクリート基礎を2mの間隔で設置し、それにガードレールを建込んだ構造のもので、ごく一般的なタイプである。

 

土佐神社に参拝
土佐神社に参拝

1月4日(火)

 8時30分より会社の年始めの朝礼で、年頭の挨拶をする。 その後で、本社の社員全員に絵馬に今年の抱負を書いてもらい、幹部で土佐神社に「仕事の安全」と「会社の繁栄」を祈願し、絵馬を奉納する。

 会社の幹部と一緒に土佐神社に初詣を始めたのは、平成20年から。今年が3回目となるが、会社経営が順調にいっているのは祈願のおかげと思っている。

スカイツリー
スカイツリー

1月3日(月)

 1月2日の夜は両国に住んでいる長女夫婦と浅草で食事をして、浅草寺に初詣。その夜は「ロッテシティホテル錦糸町」に宿泊する。長女のマンションからもスカイツリーがよく見えるが、ホテルからの眺めは天気にも恵まれて最高であった。現在、日本は政治も経済も低迷している。希望が持てない状況にある。そのような中、東京スカイツリーは、天に向かってグングンと伸びている。私たちに元気を与えてくれる。

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一般参賀
一般参賀

1月2日(日)

 家内の両親の世話をするため正月を東京で過ごすことになったので、皇居へ新年一般参賀に行ってきた。全国からバスツァーで大勢の人が詰めかけて長蛇の列をなしていた。マスコミの報道では7万7千人。厳重な手荷物検査とボディーチェックを受け、眼鏡橋の前の広場に並んで9時30分の開門を待つ。皇居の中に入るのは初めての経験。

 10時10分に天皇、皇后両陛下が皇太子、秋篠宮両ご夫妻らとともに宮殿・長和殿のベランダにお立ちになられ、参賀者の祝意に手を振って応えられた。

 天皇陛下は「新しい年をともに祝うことをうれしく思います。今年がみなさん一人ひとりにとり、少しでも良い年となるよう願っています。年頭に当たり、世界の平安と人々の幸せを祈ります」と述べられた。  

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